マッチングアプリ（婚活アプリ）で、閲覧者の興味を引くプロフィールと、スルーされるプロフィールがあります。
この2つの致命的な違いは何だと思いますか？
それは、プロフィール写真です。
多くの閲覧者の目に留まり、「いいね」をもらえるプロフィールには、必ず本人の写真がアップされています。
逆に言えば、いくら素晴らしい言葉で自己紹介欄を埋め尽くしても、写真がアップされていないプロフィールは完全にスルーされます。
閲覧者の興味を引くのはプロフィール写真。「いいね」をするか否かも、プロフィール写真で決定します。自己紹介欄の内容は2次的な重要度なのです。
プロフィール写真が人の興味を引く主要な理由は、心理学的な見地からも明らかな視覚効果。
ポーランドの心理学者ソロモン・アッシュ（Solomon Eliot Asch）氏は、第一印象が、人物の評価や好意を決める重大な要素であると分析しました。これは「初頭効果」と呼ばれています。
また、米国の心理学者アルバート・メラビアン（Albert Mehrabian）氏は、人の感情や意思疎通についての研究を行い、視覚が第一印象を決定づける最も重要な要素であるとの説を導きました。
初対面の人と接した場面、言語、視覚、聴覚で矛盾した情報が与えられた時、視覚を優先して判断している割合が55％、聴覚では38％、言語ではわずか7％という結果でした。
「第一印象は、外見や態度など、言語以外の要素が重視されやすい」という心理的な傾向は、「メラビアンの法則」を呼ばれています。
これらの心理学的な根拠からも明らかであるように、婚活アプリの利用者の目に留まったり、利用者が「いいね」をする判断基準の55％は、プロフィール写真（視覚）で決定しており、自己紹介欄（言語）は、判断基準の7％ほどでしかないという事になります。
ここまでで、婚活アプリのプロフィール写真の重要性が理解していただけたと思います。
実際には、「容姿に自信がない」または「プライバシーを晒したくない」などの理由から、プロフィール写真をアップする事に躊躇している方もいるかもしれません。しかし、そのような場合、多くの閲覧者からスルーされ、大切な出会いのチャンスを逃してしまう悪循環に陥ってしまいます。
プロフィール写真をアップしているとはいえ、画像が鮮明でなかったり、絵や別人の画像であれば、プロフィール自体の信用すら失いかねません。
プロフィール写真を載せない理由を探すより、ありのままの自分を最大限に魅力的に見せる写真を撮影することをおススメします。
以下は、見る人に好意的な印象を与える写真の撮り方の一例です。
＊表情：
笑顔ほど好印象を与える表情はありません。「笑う門には福来る」です。笑顔でアピールしましょう！
＊服装・身だしなみ：
服装やメイクなど、外見は清潔感を演出しましょう。清潔感は男女の違いに関係無く重要です。
服装は、明るい色を選びましょう。汚れやシワが目立つなどはNGです。
また、姿勢に配慮しましょう。良い姿勢は好印象を与えます。
＊髪：
男女共に、ショートヘアでスッキリが基本。
女性のロングヘアーは、お手入れが行き届いていないように見えたり、顔がハッキリわからないヘアースタイルはNGです。
あなた（被写体）以外で考慮したい点は、以下の3点。
・撮影するする場所は、明るい場所（室内・野外を問わず）
・画像編集アプリによる加工はNG
・可能なら上質な撮影機材（カメラ）を使用
上記を参考にして、全身、上半身、笑顔全開のスナップ写真の3種類ほどをアップしましょう。
試しに、恋活・婚活アプリ「Omiai」に無料登録してみました。
やはり、目を引くのは、本人とわかる写真がアップされたプロフィールです！
年齢や本人の経歴などとは無関係に、笑顔で数枚のスナップ写真がアップされているプロフィールは素敵に感じられ、私の主観ではありますが、「いいね」をクリックしたくなる心理状態になります。
逆に、本人の写真がアップされていないプロフィールには、興味がわかないし、視線は写真から写真へ移っていきます。
やはり、プロフィールがこの状態では効果は薄いかもしれません。
また、いくら「いいね」をもらったとはいえ、お相手のプロフィールを見て、写真が無い、明らかに本人ではない、または、不鮮明な写真である場合は、ほぼ「スキップしたお相手」になってしまいます。
私の婚活中に、もし妻のプロフィールに写真が無かったら、出会いが実現していたか自信がありません。
ありのままの自分をできるだけ魅力的に撮った写真を投稿して、閲覧者の目に留まるようにプロフィールを工夫していくことをおススメします。
そうやって、大切な出会いのチャンスを広げていきましょう！
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